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一児の母 兼 へっぽこWebエンジニアの内省ノート

コンフリクトとか交渉について学ぶモチベーション

わたしは自分を守るとか、自分を大事にするのがとにかく苦手で、もともと自責気味だったり軽いアダルトチルドレン(自分と直接ではないが家庭内不和があった)の要素があって、大学生の時にバーでバーテンダーさんからも「自分を大事にしろ」と言われたことがあったのをよく覚えている。

中学高校では詰め込み式の学業に極限まで耐えて地位を得ることによって生き残っていたし、部活動や大学オケも体育会系で理不尽なことがよくあったし、そういうのが当たり前だと思ってきてしまったので、人付き合いとかでも結構苦労していて、大学オケの反省を活かしてやっと「自分を守るための回避」を覚えてジョブホッパーになったというのはあると思う。

だから自分を守るために、回避以外でどうしたらいいのか分からなかったけど、若いうちは(根本的にブラックだった新卒の会社だったり、異動が難しい会社だったりして)それでも別に困ることがなかった。

しかし子どもができると、状況が変わった。守るものが増えたのだ。

自分を大事にするのは苦手だし自分が我慢すれば良いけど、子どもを守るのは絶対に投げ出せないから本気でやらないとダメだって思った。それが今のモチベーション。

これまでの仕事での経験とかマネージャー経験とか思い出すと、守るものが自分であろうが、他人であろうが、組織であろうが、開発しているシステムであろうが、交渉事やコンフリクトがスンナリ解消せずに泥沼化したことはあって、ひどい話だが自分以外の要素は代わりに守ってくれる人がいそうだったので、雑に退職して回避して投げ出せばよかった。

これからは加齢やワーキングマザー的な要素によって転職市場価値は上がりにくくなるかもしれないし、子どもを代わりに守ってくれる人はいないし、職業上できれば開発しているシステムくらいは守りたいし、再度マネージャーをやることになったら受け持った組織は守らないといけないケースが出てくるだろう。だから、コンフリクトとか交渉について学ぶことによって、子どもを守ること以上に可能性が広がりそうだなと思っている。

それでもうまくいかなければ、アンガーマネジメントをしていけばいい。
この「コンフリクト・交渉力を上げる」みたいなアプローチは、以下の「自分で変えられないこと」を少しでも「変えられること」に変えていくという意味ではアンガーマネジメントでもある。

自分で変えられないことに対してよく怒っている

アンガーマネジメントやってみている話 - めるノート

そんな感じで今は以下の本を読んでいて、結構面白いのでそのうち読書感想文を書きます。

amzn.to