めるノート

一児の母 兼 へっぽこWebエンジニアの内省ノート

入社して2週間が経った

まだ慣れないけど、膨大な量のドキュメントやコードを読んでいく作業はおもしろい。人もたくさんいて、物理出社すれば広いフロアがあって、不思議な感じがする。

一方で、自分がどんどん大きい企業で働くようになって、夫と価値観とか話が合わなくなってきたなあと感じる。これは今に始まった事ではない。しかし、仕事で各所に自己紹介をしても盛り上がる話題が人によって違うように、価値観は人によって様々だから、受け入れながらやっていくしかないんだろうなと思う。
そういう時に人を繋ぐのがビジョンとかミッションのようなもので、わが家でいうと「子ども可愛いよね、みんなで楽しんでいきたいよね」ってことだと思うから、それをなるべく意識して話したほうがいいし、何か食い違ってしまったら立ち戻っていく、そういうことでいいんだと思う。

ここ数日は自分も(入社して間もないのでリズムができていないのもあり)PMSがひどくて調子が悪く、夫も深夜に仕事をしたり張り切って作り置きをしていたりして余裕がないようで、日々のコミュニケーションがなかなかうまくいかなかった。詳しくは書かないけど自分も日々の行動も結構おかしくなっていた自覚があるので、できる限り自身のメンタルコントロールしないといかんなと思っている。過去と他人は変えられないけど、未来と自分は変えられるので。
まあ、入社初日から子どもが発熱して物理出社もあったりでバタバタしていたのも大きいんだろうし、2週間経って仕事のオンボーディング関係がだいぶ落ち着いてきて、やることの見通しも立ってきたので、自分の内面もちょっとずつ落ち着きを取り戻してきている。

昨日は保育園の保護者会が初めてオフラインで開催されて「今年度も終わりますねー、子どもたちもこの1年で心身ともに大きく成長しましたね」なんて話をして、ちょっとしみじみした。息子の身体測定の記録を見返してみると、身長は10センチくらいのびて、体重は3キロくらい増えたので、質量的にもすごく大きくなっていた。もうすぐ桜が咲くのも楽しみだし、今年は出産してから会えていなかったような友人知人とどんどん会っていきたいなと思う。

転職活動の記録

コロナ禍後&子持ちでの、初めての転職。
技術ブログやYouTube、採用ページやスライド、カジュアル面談が主な情報源で、転職の軸となるポイントを書き出し、これまでの転職でいちばん熟考した。コロナ禍関係なく、なかなかイベントには行けなくなってしまったので、インターネットに残るアウトプットのありがたみを感じた。

今回どうしても大事にしたかったことがあって、標準の有給とは別に(有給の)看護休暇や疾病休暇があったり、裁量労働制、または所定労働時間が短めの会社さんを探していた*1。けれど裁量労働制とフルフレックスの違いを気にせずに転職エージェントは推したい求人を紹介してくるし、各種求人媒体でもうまく抽出する手段がなかった。男性の多い業界だし、他職種では時短勤務一択になるケースなので、仕方ないのは分かる。

しばらく様子をみたけどそういう感じだったので、今回は採用ページや求人情報から前述の条件に何かひとつ当てはまる会社さんと週1〜2くらいのペースでカジュアル面談していた。実際に話してみると、書いてある以上に柔軟に対応してもらえる会社さんも多くあった。

働き方の条件以外に、ワーママエンジニアがチームに安心して受け入れられそうな取り組み*2があるか見たりして、それなりに条件が合う会社さんは多くはなかったけど複数あり、その中で最終的な決め手になったのは、友人知人がいて雰囲気がわかる・・・だけではなくその結果、出社日などでコミュニケーションがちゃんと取れると知ったことだった。
コロナ禍・実家なし・フルリモートでワーママをしていると出不精になるし、コミュニケーション不足でメンタル的によくないなと思っていたし、やっぱり自分は個人プレーがつくづく苦手*3だなと思っていてチームで働きたい気持ちがあったので、それを踏まえた視点だった。

他にも書きたいことはあるのだけれど、残りは個人的にお会いした人に話そうと思う。

*1:我が家のパートナーはとても自由な働き方をするタイプの人間で、私の所定労働時間に対する理解も厳しかった。そういう状況で実家の助けなしで暮らしていくには標準の所定労働時間がある毎日がどんどん苦しくなり、時短やフリーランスになることも検討していた。普通のサラリーマンのような労働をするパートナーなら現職でもやれなくはなかったと思う。

*2:ダイバーシティに関するものや、時間差でもキャッチアップできるローコンテクストコミュニケーション等

*3:今後の課題でもある

リモートワークやオンライン会議について改めて勉強してみた

自分は2020年の8月に産休に入ったけど、その前は会社がバタバタしていたのもあって、リモートワークに適応しないままお休みに入ってしまった。

2022年ふりかえり - めるノート

これを書いた時に「そういえばリモートワークって結構難しくなかったっけ?」と当たり前に感じていたリモートワークに対して新しい気づきがあったので、改めて学んでみることにした。といっても当たり前になってきてしまっているからか、IT業界以外は諦めてリモートワークから撤退しているからか、リモートワークに対して深く研究された本を自分ではなかなか見つけられなくて(おすすめがあったら知りたい)、何冊か読んだ中で「やってみよう、意識してみよう」と思えたのは以下の2冊だった。

リモートワークで集中するのは出社時よりも困難であること、オンラインMTGもオフラインよりも非常に難易度が高いことを改めて知った。冒頭にある通り、自分は「リモートワークになったからこういうこと気をつけないとね、こう変えないとね」みたいなことを考えたり実行したりする機会があまりなかった記憶なので、思ったよりもいろんな気づきがあった。リモートワークの難しさは、コロナ前に前職でハイブリッド勤務をしたときのほうが意識できていたかもしれない。当たり前って怖い。

自宅隔離期間にお休みして気分も切り替わっているので、本で読んだことをいくつか実践したりして楽しんでいるところ。

カーブスは病後のリハビリにぴったり

去年3月から続けているカーブス、実は初冬くらいから「おうちカーブス」も追加している。それでもパーソナルジムより全然安いし、運動実績を他人にチェックしてもらえるというだけでも自分にとっては十分ありがたい。
ただし自分は対象年齢より若いので、元気な時に頑張っても物足りなく感じる時がある。そういうときは他の筋トレアプリと組み合わせてやると楽しめるし、あるいは割り切って「こなす」だけでも何もしないよりはマシだろうと思っている。

で、表題の件なんだけど、この冬は胃腸炎を2回やってコロナもやった。全部において完治まで1週間くらいかかって体力もかなりもっていかれたので、ある程度動けるようになってから「おうちカーブス」を皮切りに身体を動かして日常に戻していくプロセスが結構楽しかった。
過去、ジムは都内に住んでいた時に2ヶ所通ったことがあるけど、体調を崩した後に再開するのが困難で、挫折のきっかけだったように思う。カーブスなら通いでも軽めの運動だし、それも億劫な気分なら「おうちカーブス」でさらに軽め・短めのプロセスで気軽に取り組むことができる。

コロナ陽性になって自宅隔離期間を終えた

子供が発熱して回復したあと、自分が(だるさ、喉の痛み)調子悪くなってしまったので、金曜日の昼に小児科*1にかかった。
子どもの時はすぐに解熱したのでコロナの検査はしないままだったんだけど、今回は「あやしいね。検査させてください」と言われてしまい、見事に陽性。スピード感がすごくて夫にも「なんで検査しに行くって言わなかったの?!」と言われてしまい、迷惑をかけてしまった。

検査はすぐには結果が出なくて、受診後に薬局の外のベンチで電話で結果を聞き、そのまま外で処方薬を受け取った。
夫から、私は寝室に隔離されるとの連絡を受けたので、パルスオキシメーターと体温計、ポカリ数本、スマホの充電器、Nintendo switch(笑)など、隔離の準備をした。
そのあとはひたすら部屋で閉じこもって、寝るか、ポケモン(バイオレット)やるか、ドラマ(二月の勝者)を観るか、扉越しに食事を受け取って食べるか、、、という生活を2日ほどした。食事も子どもの世話も全部夫が頑張ってくれた。
体調は、金曜土曜は38度くらいの熱と咳・鼻水がつらかったけど、処方薬が効いている間はゲームができるくらい元気だったし、日曜朝にはだいぶ楽になった。

日曜日に夫の陽性がわかり、まあ保育園の状況的にも最初の発症者は子どもだろうと小児科でも言われていたので、私の寝室の隔離が解除された。

子どもはそこから1週間は登園できなかったので、YouTubeを見せたり、おもちゃや暇つぶしになりそうなものを買い足したりして遊んで過ごした。
子どもは自分に似たのかインドア派で、外に行きたいとゴネることはほとんどなかったので、ありがたかった(少しベランダには出してみたけど、ちょうど寒波だったというのもある)。
仕事を一週間以上離れて子どもとゆっくり過ごし、子どもが寝たらゆっくり読書をする生活は、良い気分転換になった。

登園できない子ども向けに買ったものリスト

めっちゃ買ったな。まあ札束で殴る主義なので仕方ない。

*1:子どものかかりつけの小児科は、同じ症状の親も診てもらえる。近所の内科に良いところがない。

子供が発熱した

前回👇 c5meru.hatenablog.jp

なんと、前回からほとんど合間なく咳が出て&発熱して、保育園から電話がかかってきた。
しかし、その日の夜に解熱剤を飲ませたらドッサリ汗をかいて、未明のうちに熱も下がり、朝には登園していった(本調子じゃないようでメッチャ行き渋られたが)。
腸炎になってから便通も不安定だったのに、熱が下がると同時にお腹の調子も元通りだったので不思議である。

今日、子どもが朝4時に起きたが特に異変もなかったので登園させた。
自分は睡眠不足でだるいな〜と思っていたんだけど、昼間になると節々の痛みや喉の痛み、寒気などもしてきて、ああ風邪もうつされたのか・・・と思ったけれど有給は1日しかなく、白目を剥きながら仕事をした・・・。
3月になったら諸事情で有給が復活し、今ほど業務時間を厳格に管理しなくてよくなるので、早く3月になってほしい。1日でも半日でもいいからゆっくり休みたい。

ウイルス性胃腸炎で一家全滅した

金曜日の朝に息子が下痢と嘔吐をして、保育園はお休みした。 この日は夫がメインで息子の世話をしてもらい、自分は有給を取らずに仕事しつつ世話をするスタイルにした(有給が残り1日で、欠勤になるとなんかいろいろ面倒くさいことになるため)。 午前中はぐったりしていた息子だが、昼寝をはさむと少しずつ元気になってきて、波がありつつも便通は落ち着いてきた。

しかし、土曜日の朝は自分が下痢と嘔吐をした。 ポカリを飲んでも即吐いてしまう状況だったのと、夫がワンオペ限界な様子を見ながら手伝えないのが精神的にしんどく、救急車を呼んで搬送された。 38度程度の熱もあったが、コロナは陰性だった。 点滴やってもらったら少し楽になって(調子に乗ってトイレまで歩いた先で貧血になって運ばれたが)嘔吐はおさまり、帰宅して翌日まで少し長めに寝たら下痢の頻度もかなり減り、だるさがあるものの自力でいろいろできるようになった。

ただ、ちょうどその日曜日の昼頃に、夫も同様の症状で寝室とトイレを往復するようになってしまい、這うようにしてワンオペ育児をした。あまり記憶がないけど、基本的にはYouTube様に頼りつつ横になっていたと思うし、尊厳チャレンジしながら風呂も入れたような気がする。 翌日の月曜日も夫の熱は下がらず。とはいえ自分は回復してきて、たまにお腹は下すものの身体はいつも通り動くようになっていたので、ポカリやウイダーを買い足したり、同じくたまに下痢する息子にりんごを切ってあげたりした。

三連休が一瞬で消え去ってしまったけど、1日しかない有給を守ることができたということでポジティブに考えておく。

ネガティブ・ケイパビリティ

冬休みに「ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力」という本を読んだ。
雑な読書メモを転載。


大学(文学部演劇映像コース)で習ったベケットが出てきてびっくりした。他にも文学的な引用がところどころでなされていた。
理論だけでは片付けられない、日々の対話の中で見出すべきものというのは、われわれのような仕事にも通ずるところがある。
また、大規模で複雑なシステムであるほど、早急に結論を出すことが良いこととは限らなくなってくるし、システムアーキテクチャにメンタルモデルが存在するのなら、われわれはもう少し精神分析のような視点で日々仕事をしていてもいいのではないか。

人間がシステムについて把握するときには各自「メンタルモデル」という技術に対する認識がある

どう認識して行動に繋げるのか対話するのが好き - めるノート

速く動けるようになりたい

最近、サッカー日本代表監督の森保さんの本を読んでいて、チームを考える前提として強い個が必要、という旨の記述を読んだ。
自分はオケでも(表向きでは)技術が足りないという点で辛い思いをしたので、すごくわかる。

正直、今の仕事でも調査や実装において速く動けないことで結構困っていて、それはマネージャー期や産育休、インフラ担当期があったブランクもあるし、他にも思い当たる要因はあるのだけれど、そもそもこの数年ほとんど実装の仕事をしていないし、副業で書いてた時期はあるもののプライベートでも書けていないことが個人的な原因なのかなと思っている。量をこなせていない。

どなたのブログだったか失念してしまったけど、マネジメントをしながらコードを書くのは、コードを書く訓練を重ねればできるようになると書かれていて、自分はそういう訓練が圧倒的に足りないと思っている。

現在の業務のような複雑な大規模システムにおいては、ある程度ドキュメントやモブ作業等で理解を深めれば加速できる部分もあるのかもしれないけど、それに頼り切ってしまうのはよくないし、なんとなくそういうのをちゃんと書いたり、他人を意識できる人ってエンジニアだとあまりいないんじゃないか・・・という仮説が最近は自分の中でできている。あくまでも仮説で、これからまた変わるかもしれないけど。なのでやっぱり公私で場数を踏まないといけないなと。

年末年始でLeetCodeサボってしまったのと、諸事情あってRubyを思い出さなくてはいけなくなったので、PHPから気持ちを切り替えて、また少しずつやっていこうと思う。 また、ここ最近はインスタばっかり見ていてコスメの衝動買いが趣味になってしまっているので、少しずつ技術書も読んでいきたい。冒頭の本のような軽めの読書はできているので、ちょっとずつ慣らしていっているところ。