めるノート

一児の母 兼 へっぽこWebエンジニアの内省ノート

2022年ふりかえり

2022年は記事をたくさん書いた年だったので振り返りやすそう。

1月

  • アンガーマネジメントをしていた
  • 仕事用オーディオデバイスを見直していた
  • いい議論のやり方を考えていた

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ふわっとまとめると、ワーキングマザーとリモートワークにおける自他の境界線の付け方を学んでいた時期 だなあと思う。
自分は2020年の8月に産休に入ったけど、その前は会社がバタバタしていたのもあって、リモートワークに適応しないままお休みに入ってしまった。また、2021年5月に育休から復帰して「いっぱいいっぱいな状況だけど仕事も頑張りたい、いろんな人の役に立ちたい」ともがいていた2021年を過ごし、やっぱり限界があるとわかって、「じゃあどれくらいの距離感なら極端にならずにやっていけるのだろう」と試行錯誤していた、そんな時期だった。
怒ってしまったり議論がうまくできなかったのは、こだわりが先行していたからかな、と今になって思う。育児でいっぱいいっぱいだから意識しないと難しいけど、リモートワークでなかなか相手が見えない今だからこそ、相手の立場になって考える力が重要なんだな、と思う。

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2月

  • もう自分がこれまで思っていた普通のエンジニアではないと強く自覚し、マイノリティとしての自覚を持ち始めた
  • コミュニケーションの方法を見直していた
    • 交渉術を学ぶ
    • 流速のある場所より長文でしっかりめに書く
    • 限られた情報(ドキュメントやアラートなど)からどうやってインプットするか考える

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これまで自分の周りにいたのは技術コミュニティのエンジニアが多かったけど、それっていわゆる生存バイアスのかかったマッチョタイプや、活きの良い若者が多かったりすることに気づいた。今の会社もコミュニティ経由で入社したようなものだし、その後しばらくもコミュニティのつながりで入社する人が多かった。
けれど、今の自分は母親なのでマッチョには動けないし、30代に突入して若者でもなくなったので、別の道を模索しないといけないタイミングになったことを自覚した。そこで、自分が目指す方向のむきなおりをしたり、周囲とのコミュニケーション方法の見直しをしていた時期になるのがこの頃だと思う。いろいろ大変だったけど婦人科では大きな異常が出なくてよかった。

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3月

  • マイノリティがどうやって周囲と適応しているのか学んでいた
  • いろんな人に会って、妊娠前の自分を思い出した
  • 1月2月に学んだことを、出来事に関連させて活かしていく準備をしていた

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3つめにあるように、3月は学んだことを活かし始めていた時期だなあと思う。コロナも落ち着いていたのか、友人に会ったりカーブスを始めたりして、気持ちが前向きになっている様子が感じられる。

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4月

  • 嫌なことは嫌だとアウトプットできるようになった
  • 技術情報をキャッチアップしたり、手を動かせるようになってきた

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そういうことを日々苦労しながらやっているので、はっきり言われることがないにしても「女性は感情的で理屈が分からないからな〜」という空気を出されるとうんざりする。自分がマイノリティなのはわかっているので、気にしないようにしているけど。

理屈vs感情が、よくある夫婦喧嘩として男vs女みたいな構図で話されるのが苦手 - めるノート

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5月

  • 酒を飲んだり熱海旅行に行ったり、演奏会に出たりした
  • メモ程度ではあるが、技術情報を見て残すようになってきた

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自分は超絶技巧もないし、細かい粒がはっきり聞こえるようなカッコいい吹き方もできない。 今回の立ち位置的にはメイン曲の前の中継ぎ投手で、その前に大編成で有名曲があったので、評判は期待もしていなかったし、実際あまりTwitterとかでコメントもされていない。 だけど、少なくとも1人に刺さったことは確認できた。それだけで安心した。

誰か1人に刺さればそれで良い - めるノート

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6月

  • ワーキングマザーエンジニアとしての価値観が良くも悪くもはっきり形作られてきた

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ちょうど同時期に自分の所属チームが少しバタバタしていたんだけど、チームリーダーの2人が良い感じに前を向いていて凄いな、いいな、と思った。そのときに、ああこの人たちはシンメなんだな、と思って、実際に社内でもそういう風に見られているなと。

女性エンジニアがきつい理由を考えていた - めるノート

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7月

  • 6月同様、価値観が醸成されてきた
  • 引き続き技術情報をメモっている

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「なんかやさしく教えてくれそう〜」って人は専門分野が違うとか、マネジメントレイヤーだったりして 1, 2 に当てはまらない人が多かったりするし、専門性ありありに見える人は声が大きかったり業界の有名人だったりで現場レベルのことをあまりやっていなかったりして参考にならず、良い塩梅の人がなかなか見つからない。 これって業界自体の問題かもしれないけど、自分のような中堅がどうやって成長していくかって難しいよなあ。

自分なりのフォロイーの見つけ方 - めるノート

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8月

  • ちょっと落ち込んでも立ち上がれるようになった
  • 小さいオケの本番に乗った
  • 引き続き技術情報をメモっている
  • 技術情報のインプット方法が確立できてきた

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フルリモートでワーキングマザーしながら女性エンジニアをやっていると、仕事仲間(おおむね日本人男性)とのコミュニケーションプロトコルの違いから日々普通に働くだけでも大変で、ちょっとしたことを共感してもらえることも少ないし、公私関係なく回復する時間もなかなか取れないので、自然に前を向いて立ち上がれる言葉があるのはいいなあと思った。

めちゃめちゃなミスをした日 - めるノート

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9月

  • NEWSのライブに行くため初めて名古屋に行った
  • 自宅マンション自治会の夏祭りがあって、人がすごかった
  • PHPカンファレンスに参加した
    • 1日目はピンで真面目に
    • 2日目は家族総出で楽しんだ

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いちエンジニアとして参加した1日目よりも、配偶者・兼・母親として参加した2日目の方が受け入れられている感があったのはけっこう悔しかったので、そう遠くないうちにカンファレンスレベルの登壇やりたいなあ、なんて思った日だった。

PHPカンファレンス2022 2日め、子連れで少しだけ現地参加してきた - めるノート

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10月

  • ファミコンバンドのコンサートに乗れなかったので受付手伝いをした
  • 友人一家を自宅に招いて子どもとワイワイした
  • 子が2歳になり、イヤイヤ期が本格化してきた

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なんとか自分だけは気力を失わないために、栄養ドリンクとイライラに効く市販の漢方を交互に使ったり、それでもきつい時は少し子どもと距離を置いたりして懸命にバランスを取っているけど、寿命が縮んでいるかもしれないと思う。

イヤイヤ期 - めるノート

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11月

  • 静岡旅行で子育てトークやドライブ歓談、女子飲みを楽しんだ
  • 友人を自宅に招いて久しぶりに他社エンジニアの様子を聞いた
  • LeetCodeを始めた

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子育てと仕事で忙しい中、たわいもない話をじっくり女性同士する機会がなく、共感重視のコミュニケーションがいかに足りていなかったのか、自分の中に抑圧されていた「話を聞いてほしい」という気持ちの大きさに驚いた。

内省メモ - めるノート

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12月

まだ今月は記事を書いていなかった・・・。

  • プライベート(?)で進めていることがあるので、まずはそれをひと段落させたい
  • 最近1週間くらいずっとお腹を壊していて、パパ・子どものワクチン接種&副反応とかぶって大変だったけど、やっと回復してきた
  • 推しの東京ドーム公演にはなんとか這って行ってきて、冒頭から泣けた
  • 一ヶ月遅れでポケモンバイオレットを買ってプレイ中

という感じ。

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2022年は気持ちに折り合いをつけて前に進むための年で、体調も不安定でなかなか演奏会にも出られずという感じだったけど、実家なしでも親子元気でやれているのはパパや義実家をはじめとした周囲の協力があってこそだな、と実感している。もはや義実家が実家なのでは・・・?
そんな感じなので、年越しも義実家にいる予定です。