めるノート

一児の母 兼 へっぽこWebエンジニアの内省ノート

昔、実家にミキプルーンとかシュガーレディ商品があった

昔、実家にミキプルーンとかシュガーレディ商品があった。マルチ商法という噂が立っているやつ(どっちなのかは自分はどうでもいい)。
母は決して他人に熱心に売りつけるタイプではなくて、ただ押しに弱かったんだろうな〜と思っていたんだけど、子育てしてみてわかった。子育てって孤独だから、そういうコミュニティを通して、自分のことを気にかけてくれる人が欲しかったんだなと。

自分は専業主婦でこそないものの、女性がマイノリティの仕事なので孤独感はまああって、Twitterでジャニーズクラスタのタイムラインを見たり、インスタでママインフルエンサーの投稿を追いかけて、気持ちを紛らわしている。
そして、ママインフルエンサーのPRっぽい商品を何度か購入したこともある(もちろん欲しくなったやつだけ)。そういうやつの旧バージョンが、ネットワークビジネスとか新興宗教なのかなと(宗教施設、自分が知っている限りでは子どもの受け入れ環境がけっこう整っているイメージがある)。

自分も生保レディ時代にネットワークビジネスに巻き込まれそうになったことがあった。
大学のブラックサークル卒業直後で気持ち的にもまだ落ち込んでいた時期で、生保レディとして営業先で冷たくされても「まああのサークルよりはマシかな」って思っていた時期。

ネットワークビジネスに勧誘してきたのは営業先の派遣社員だったんだけど、廊下で立っていた自分にすごく優しくしてくれて、保険も契約してくれて、ランチや飲みも行ったりしてた。
だけどその人が誘ってくれたボドゲをググったら、完全にネットワークビジネス用のやつだった。ショックだったし、関係を切るのも辛かった。
そのときに分かったけど、ああいうのを売り込んでくる人って、おせっかいおばさん(ないしは姐御肌)みたいなタイプで、その包容力がすごいんだよな。

ネットワークビジネスとか新興宗教みたいに在庫を抱えたり、営業を強要されるようだと辛いけど、インフルエンサーのPR商品が欲しくなってたまに買うくらいの距離感なら搾取されるほどではないし、時間を差し出せない代わりにカネでつながってる感が得られるしまあいいか、なんてゆるゆる考えているけど、儲かる人は儲かっているんだろうな〜。