めるノート

一児の母 兼 へっぽこWebエンジニアの内省ノート

アンパンマン・きかんしゃトーマスを観て思ったことと、十二国記・千と千尋の神隠しをふと思い出したこと

ツイートしたけど、最近考えていることの整理にもなるので、ここにも残しておく。

アンパンマンきかんしゃトーマスを観て思ったこと

アンパンマンはお気持ち論

事実や根拠のある議論がしたかったり、仕組みで解決したいことがあるのに、最終的に気合が足りないからだ、みたいな思考停止っぽい結論になることがあるので、モヤッとしている。

なぜ議論が途中からお気持ちの問題になってしまうのか考えている話 - めるノート

アンパンマンのお気持ち論、ストーリーのフォーマットができた時代背景もあって、(たとえば国や宗教とか)同じ思想の中での問題解決になっていて、多様な思想の中での問題解決としては微妙になってきているように思う。

見せるコンテンツに偏りがなければ一番いいんだけど、姪っ子を見ていた限りでは、子どもっていうのは何度も同じやつを見たがる生き物な気がしていて。息子はまだもう一回って主張しないが、たぶんそうなんじゃないかな。わからん。

十二国記千と千尋の神隠しをふと思い出したこと

怒っていてどうしようもない相手へのアプローチの一例

最近こんな本を読んでいて思ったこと。
もちろん怒る人が全部そういうマニピュレーターなわけではないので、全部こうすればいいなんてことはないけれど。
相手が怖かったり、はぐらかそうとしてきても、ビビらずに毅然として本来自分が達成したいことに集中しよう、という話。

つまり、もし自分が泰麒なら(おそれおおいが・・・)饕餮に喰われて死んでいたし、千尋だったら湯屋で働けなくて消えていた可能性が高い。ひええ。

とはいえ、泰麒も千尋も元から強かったわけじゃないっていうのがポイントですね。特に泰麒のこの場面は物語のピークみたいなもんだし、驍宗という大切な人ができたから精神的に強くなった、というところは見習いたいです。その後はその後で大変でしたけど。

あと、それぞれの場面後、泰麒も千尋も完全に相手の上に立つわけじゃないというのもポイントかな。
十二国記の世界だと「折伏」という表現や折伏後の妖魔を「使令」と表現している点から、普通の麒麟は完全に使令の上に立つっぽいけど、泰麒は普通と違ってそういうスタンスではないし。

amzn.to

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まとめ

学んで役に立つのは実用書だけではなく、具体例をわかりやすく示してくれる物語からも学べることがある。
なんかすごく文学部っぽいやつが書けたぞ(会社の人の受け売り)。