じぶんの安定稼働をめざして
人から怒られたり、あるいはちょっとした指摘をされる、ということが短時間の間に複数起こると精神的に動けなくなって、公私のタスクが回らなくなることがある。ワーキングマザーは分刻みのスケジュールなので、動けなくなるとかなり困る。
市販薬などで落ち着けることもあったけど、なるべく最近は使いたくなくて、気分転換で頑張るようにしている(ジャにのちゃんねるに超絶感謝)。
怒られるケースのときは、たぶん相手もセルフコントロールできてないので、どちらかというと巻き添えに近い。目の前の相手をどうこうするのもいいが、何よりとにかく自分を安定稼働させることが子どものために優先すべき事項なので、怒っている相手が子どもでない場合は、相手に不義理な形になってしまうのはある程度仕方ないと割り切ることにする。
全員にいい顔をしようとしても、2人目とか、子どもの自己主張がもっと出てきたときにスケールできないので、自分をしっかり保つようにする。
周囲の人間を「仲間」などのあたたかい表現をするより、「全員ステークホルダー」と割り切った方が過度な期待がなくなってよさそう。あたたかくされたかったらカウンセリングを受ける。
概念、具体例、問いの技術
概念と具体例のバランスをとるのが大事だなあと最近思っている。
自分は抽象化して概念として示すのは得意。たくさんの具体例を見て、それらをいい感じにまとめるのは好きだし、わりと好評なことが多い。
いっぽうで、具体例の提示や、解像度の高いアウトプットは苦手。それが Developer としての成長を阻んでいそうなので、最近は意識している。
社内のアウトプットを見ていると、自分がモヤるやつには以下の傾向があることが分かってきた(これもまた「具体例をもとにまとめるアプローチ」である・・・)
具体的なケースやHowだけが書かれており、背景や根拠などの「Why」が足りない
これは社内の他の人もよく言っている。ジュニアエンジニアの設計レビューとかにありがちだからか、指摘しやすいのかもしれない。
個人的には、いちいち指摘したり、都度聞いたりするよりはドキュメントのテンプレ化などで防ぎたいなーというお気持ち。
概念の提示だけがされていて「その概念から結局は具体的に何を伝えたくて、どうしてほしいのか」が分からない
最近このパターンにモヤることに気づいた。理想論とか、キレイゴトとか、そういうふうに見えちゃうのかもしれない。
たとえば「本にはこう書かれている」と言われても(本の中に具体例があって読めば良いのかもしれんが)それをどう行動に落とし込めば良いのか分からないときがある。
ミドルマネジメントを経験した身としては、経営層がそれをやるのはまだいいんだけど、それ以外の立場なら何らかの手段でブレークダウンしていくのも仕事じゃない?って思う(そこのあなた怒らないで!このあとに反省文があります)。
正論だけでは人は動かないと思うので、主張したい論旨から、誰かに働きかける行動に落とすとか、具体的なケースを示すとよさそう。
問いの技術
ここで突然の「問いの技術」なんだけど、上記のモヤるようなアウトプットを見た時に質問で解決するアプローチが自分はあんまりできてないな、と思った。
いちいち指摘したり、都度聞いたりするよりはドキュメントのテンプレ化などで防ぎたい
こういう考えになりがちだけど、それでは「今ここで向き合っているケースに対するモヤモヤ」は晴れないので、やっぱり「なんでそうしたんですか」って聞くことが必要なときはある。
「具体的にどうしてほしいのか」のほうも、実は上記で書いた流れ自体が正論だけの構造に若干なってそうで。笑
その場その場で「具体的にどうしてほしいのか」「どんなケースが当てはまるか」みたいに質問したり、「自分はこう解釈したんですが」っていうかたちで地道に確認していくことができそう。具体例は個人名が出るので出しづらいとかだったら、ログに残らないように雑談のついでに聞いたりしてもいいかもしれない。
そういうのをうまく質問するのが「問いの技術」なんだろうな、と思った。 なんかそういう本あった気がするので探して読んどこう。
楽器の練習をしてきた
ちょこっとだけ参加予定なので、以下の練習をしている。
(一部ボツになった曲も含まれていそうなので注意)
下記の通りアンサンブルコンサートVIの開催が決定いたしました🎉🎉🎉
— 熱血高校吹奏楽部@次回5/15 (@Netsu_sui) 2021年12月26日
詳細は公式HPをご確認下さい!
開催日: 2022年5月15日(日)
会場:市川市文化会館 小ホール
演奏予定曲:
世界樹の迷宮
半熟英雄(SFC版)
スーパードンキーコング
ドラゴンクエストII
他多数https://t.co/sjPeIBlQZg
平日、リップロールと金管練習用マウスピースでトレーニングしていたおかげで、肺活量だけは並レベルに戻っていた。ただし、アンブシュアを維持するための顔の筋肉と腹筋が足りないので、今週はトランペットのマウスピースと腹筋トレーニングを重点的に行なって鍛えていく。
過去の習性なのか、楽器をたくさん吹くと飲酒したくなってしまって、息子就寝後にワインとジントニックでご機嫌になったんだけど、その夜から朝にかけてひどい下痢をした。分かってはいたけど、アルコール類がダメになってきていそうなので、飲酒は1杯までというのを厳守したほうがよさそう。アル中になる心配がないのは嬉しいが・・・。
口頭で発言すると説得力が下がって聞こえていそうなので対策を考えた
表題の通り。具体的にどういう反応をもらうことが多かったかは以前書いた。
要因
要因は2つあると思っている。
話し方が良くない
自覚もあるしフィードバックもある。
- 声が小さい
- 笑いながら話す癖がある
- 台本がないと頭が真っ白になって次が出てこない
男性が多い会だと女声ってだけでそうなるかも
これは想像なので根拠なし
某カンファレンスを聞きながらこれを書いているけど、たしかに話し手によってイメージ全然ちがうな〜と思った。
対策
正統なアプローチとしては話し方を直したいのはそうなんだけど、一朝一夕でどうにかなるものでもないし、その時の精神状態に深く依存するので正直あんまり気にしたくないな、とまず思った。
なので、それ以外の方法でやってみたのを挙げる。
ボイスチェンジャーを使う
ふざけていると思われそうで、ノリの良さそうな集まりでしか使っていないので検証が不十分。
ゴリゴリの業務では微妙だけど、雑談と業務の中間くらいの話をするときに良さそうな印象。
口頭で話すのを基本的にやめる
議論で負けがちだった会で、意見を出す時にチャットで出したら、以前のようなこともなく受け入れてもらうことができた。
チャットコミュニケーションは短文だと書いていないことを突っ込まれがちなので、長めに書くことを意識するのがポイント。タイプ力が必要だが、反射的に話してしまうのも防げて一石二鳥だった。
逆に、今までチャットを使っていた場面ではドキュメントツールでしっかり書くように意識している。
パワープレイが必要なときは、冷たく見えてしまうコミュニケーションをすればいいのでは?
一般的に「リモートワークで直接顔を合わせられないので、信頼関係を築けるようコミュニケーションしましょう」と挙げられる具体的な取り組みがいくつかあると思う。
- 相槌をしたり、リアクションを付ける
- オンラインMTGでは顔を出す
- テキストコミュニケーションでは絵文字をつける
- テキストコミュニケーションは難しいので口頭で話す
基本的にはそれでいいと思う。でも、それじゃ通用しない相手には、あえて真逆の手段を使うというカードがあってもいいなと、これを書いていて思った。
自費でカウンセリングを受けてみた話
自費でカウンセリングを受けた。結論からいうと、すごく良かった。
引っ越してくる前はかかりつけのクリニックがあって、カウンセリングでなくて経過観察という形で定期的に先生と他愛もない話をしていたのだけれど、コロナ禍と出産で通院を中断したまま引っ越してしまって、近所に良さそうなクリニックもなく困っていた。
ここ半年くらい、いろんなことが重なって体調を崩していて、回復する時間のないまま仕事と育児と家事に忙殺されていた。ずっと下痢していたり、何度整骨院に行っても筋肉の緊張が取れなかったり、仕事などで人と話していても言葉が出にくかったりして、結構大変だった。
このブログでも書いてきた通り、婦人科に行ったり、アンガーマネジメントや論理学のようなアプローチをしたり、運動をしてみたり、いろんな内省とトライをしてきて、だいぶ改善されてきたと思う。 しかしやはり、共感的なコミュニケーションのできる機会が身近にないのも大きな問題だと思い、cotree でカウンセリングを申し込んでみることとした。
普段の仕事やイベントなどと変わらず、zoom でのオンラインカウンセリングだったのだけれど、特に悩みでもない日常の話や、ここ半年辛かったことなど、丁寧に聞いてもらえて安心した。
いろいろ経て今、学んだことや、自分の思っていること、ポリシー、働き方、子育ての方針・・・そういう考えを整理することができたし、それをちゃんと認めてもらう体験ができたので良かった。
そういえば最近は、話を遮られたり、言いたいことを言い切れないコミュニケーションが多かったように思う(そうでない場ももちろんあったけれど)。そういうところで自分の曖昧さを指摘され、ますます自信を喪失する、負のループになっていた。
これまでコミュニティで仕事やキャリアの相談ができていたのは幸せなことだったんだなあと思う一方で、コロナ禍が明けても自分は自由に外出できる身ではないので現状に適応するに越したことはなく、定期的にカウンセリングはやったほうが良さそう。
結婚願望のある友人と、そうでもなかった自分
もうすぐ結婚できそう、と言っていた友人が浮気されて別れてしまったそうで、自分のことのように悲しい。
結婚、できるできないだけではなく意志を持ってあえてしないことがあるのを理解しているので「できる」という言い方は不本意だけど、自分が結婚「できた」のは単純に運がよかっただけだと思っている。
家庭環境の影響でまともに異性と付き合えず生きてきたのに、たまたま結婚願望のあった人とタイミングよく出くわして、たまたまその人が過集中グセあって最初めちゃくちゃ丁寧にコミュニケーションしてもらえて、何となく信頼できそうだなというタイミングで結婚を申し込まれ、まあまだ失敗できる年齢だから1回くらい結婚してみるか、みたいな感じだった。
身内がデキ婚で苦労していたので子どもは3年くらい猶予をもらって、その間にある程度(万が一離婚しても子どもと生きていけるくらいには)稼げるようになり、なんだかんだいろいろあったけど今では1児の母として日々なんとかやっている。
よく考えると自分は人の親になれるような人間ではないよな〜と思うのだけれど、母だってアル中だったし、他の家族もなにかしらあるのに姉も兄も今では人の親だし、深く考えても仕方がないなと思うようにしている。
冒頭の友人から連絡をもらったとき「婚活またダメだった〜」という感じだったので、自分も(婚活ではなかったが)めちゃくちゃ苦労してトライアンドエラーしまくっていた時期があったなと思い出して、胸が苦しくなった。
友人、中高時代は相棒みたいな仲だったので、どうにか幸せになってほしいな、と思う。
「屁理屈に負けない!悪意ある言葉から身を守る方法」を読んだ
自分もまったく頑張っていないとは思わないけど、最近しばらく論点ずらし的なことをされる機会が多かったので、のれんに腕押しな感じに疲れてしまって無力感にさいなまれていたように思う。
仕事が上手い人は交渉が上手い - めるノート
論点はすごく大事で、相手によっては意識的・無意識的に関係なく論点をずらしてくる(実際に体感もした)ので、本質を見失わないようにおさえておくのが大事そう。
グロービスの「交渉術の基本」を読んだ - めるノート
以前から何度か書いている「論点ずらし」への対策を調べていると、「屁理屈」と言う言葉に出会った。「屁理屈」とは何なのか、今まで自分はあまり理解していなかったことがわかった。
で、表題の本(「屁理屈に負けない!ーー悪意ある言葉から身を守る方法」)を読んでみた感じとしては、かなり良かった。
論点ずらしを始めとした屁理屈に、これまで自分がいかに丸め込まれてしまっていたかよ〜く分かったし、それによって「この打合せ、結局何も決まっていないのでは?」というようなこともよくあったので、その理由もよく分かった。
論点ずらしへの対策としては、まずは「責めるつもりはない」とか「気持ちはわかる」など、相手に寄り添う姿勢を見せて、その後に丁寧に論点を戻していく、と言うのが正攻法になるっぽい。別の本でも似たようなこと書いてあったな。
相手がヒートアップしているときは、否定されたと感じてしまった相手の気持ちを認めてフォローして、鎮火してからこちらの主張を話したり問題解決を始めよう、という話だった。
身近にいないと思っているけど、発達障害の人とのコミュニケーションについて書かれた本を読んでみた - めるノート
いくつか屁理屈のパターンが解説されていて、「伝統に訴える論証」、「連座の誤謬」あたりは自分でも結構見破れるんだけど、「ご飯論法」や「わら人形論法」、「後件肯定の虚偽」「前件否定の虚偽」は難しいので場数を踏むしかなさそう。難しいとはいえど身近に心当たりもあったので、今後は気づくことができそうではある。
交渉術の基本とあわせて会社のみんなに勧めたいけど、まるで会社に屁理屈を言う人がいるように見えてしまう(こう書くと逆に、いないように見えてしまう)ので、オープンには勧めづらいなあ、なんて思った。
情シスとコーポレートエンジニア、インフラエンジニアとSRE
ねえねえねえ、もしかして情シスとコーポレートエンジニアの関係って、インフラエンジニアとSREの関係に似てたりする?っていう話を誰かとしたいけど、まだギリギリ当事者だし、変に界隈で盛り上がりそうなのでTwitterに書く気が起きなくて、ここで供養。
そう考えると、仮にコーポレートエンジニア系に路線を変えることがあるとしたらそれが自分にとって意味がどれくらいあるのか、ちょっとリフレーミングしたほうがよさそうだなって思っていて、子育てと相性が悪いのは果たして「プロダクト運用」なのか、それとも情シスやインフラエンジニアに共通する「なにか(あるのはわかるんだけど、まだ言語化できない)」なのか・・・うーん・・・と考えているところ。
仕事が上手い人は交渉が上手い
最近「ああいうふうに仕事したいな」と思う人たちを見ていて思ったこと。
事前準備がすごい
アジェンダを用意するのは当然として、ひとつひとつの議題にもちゃんと準備してる。
- メリデメの提示
- 譲れない点の提示
- 妥協できる点の提示
- コスト
- 時間
- 論点に関する資料、数字の提示
- 相手の業務フローを想像して、論点になりそうなところを前もって整理しておく
- 選択肢一つ一つのメリデメの提示
相手へのリスペクト
相手の業務フローを想像して、こういう気持ちになるだろうな、みたいな寄り添う気持ちがある。
ゴールを見失わない
仕事していると気になることがあちこちに落ちててつい気をとられてしまいがちだけど、いちばん自分が達成したいイシューに集中している。
お気持ち
自分もまったく頑張っていないとは思わないけど、最近しばらく論点ずらし的なことをされる機会が多かったので、のれんに腕押しな感じに疲れてしまって無力感にさいなまれていたように思う。
4月からいろいろ変わるので、前向きに、「自分が達成したいイシューに集中」して、やっていきの精神を持ち直していきたい。
カーブスの初回体験に行ったり、リップロールをしている話
先日、カーブスの無料体験に行ってきた。
正直ダイエット願望もないし、健康診断であやしい数値が出ているわけでもないし、対象年齢よりまあ若いので担当のお姉さんも若干困っていたが、とにかく筋肉と体力をつけたいと思っている。
産前はジムに行ってみたけど続かなくて、産後はリングフィットを家で起動するのがなかなか難しい状況。日々忙しいし、子育ては体力が必要だし、楽器のためにも体力つけたい。
スローガン通りに30分で終わるならありがたいし、日々会話する相手が男性に偏っているので、女性オンリーの空間に通うことでバランスを保ちたいというのもあった。
初回体験は説明や測定、入会手続きなどあったので結構時間かかったけど、運動自体はあっという間な感じがする。久しぶりに保育士さん以外の女性とたくさん話したけど、ちょっと元気になった気がする。どれだけ続くかわからないけど、ゆるゆるやってみようと思う。
楽器は、さらう時間が減る分を体力と肺活量など基礎力でカバーしたいなと思っていて、体力づくりに加えて日常の中でリップロールをやるようにしたり、金管楽器の練習用プラスチックマウスピースを購入してみたりしている。
口の筋肉作りのためにトランペット用と、肺活量作りのためにトロンボーン用を買ったので、届くのが楽しみ。